東京への出張の度に、本来ならば「品川プリンス」に泊まるところ
を、時間的に都合が付けば、私はわざわざ「ホテルニューグランド」
に泊まるようにしています。
理由は、山下公園が見えるこの場所が大好きだから。・・・そして
ステキな思い出がたくさんあるから。
そして、ここに泊まったら、必ず足を運ぶJazz Barがあります。
もう数年前の話になりますが、いつものように「ホテルニュー
グランド」に泊まって、何気なく立ち寄った一件のバー、それが
『491 House』でした。
「ベッドに入る前に、軽いカクテルと音楽で、一日の疲れを取り
除こう・・・」と思って、お店に入ってみました。
カウンターに座って、お店の雰囲気とか、Jazzの調べとかを
ぼんやりと楽しんでいると、
「お仕事・・・ですか?」と、カウンターごしにバーテンダーさん。
「はい。・・・明日の朝早い新幹線でたちます。・・・ところで・・・
もう聞き飽きているでしょうけれど・・・『491』の数字のヒミツ・・・、
教えてもらってもいいですか?」と言う私に、
「キリストの弟子が聞きました。『主よ、兄弟が私に対して罪を
犯したなら、何回赦すべきでしょうか?7回ですか?』・・・そこで
イエスは答えます。『7回どころか、7の70倍までも赦しなさい。』」
そう言うと彼は、ほほ笑んで、キスチョコレートを私の手元に数個
並べてくれました。
「私は・・・どうカナ?!・・・まだ神様に・・・愛想をつかされちゃって
・・・いないかなぁ・・・」
「490回の罪を犯してしまって・・・もう・・・赦されないと思っても・・・
大丈夫!・・・『491House』のドアは・・・開いていますよ!」
・・・その時飲んだトムコリンズは、いつもよりちょっぴり贅沢で、
そして・・・優しい味がしました。
「491.mp3」をダウンロード
Song : Eva Garcia 「Ritournelle d'un saltimbanque」