ピンク王子!!
今日は、私が出会った王子様のお話をしたいと思います。
それは今から少し前、アメリカ・サンフランシスコでの出来事です。
お客様との打ち合わせに向かうために、タクシーに乗り、運転手
さんと何気ない会話をしていると、
「・・・こんな日に、この道はムリだよ!・・・お嬢さん」と言う
ので、よく考えてみると、ちょうどその日はPride Parade *)の日
だったのです!!
(* 注意 : San Francisco LGBT Pride Celebration、
通称「ゲイ・パレード」)
「うそっ!!・・・神様!!!」
半べそをかきながら、Taxiから飛び降りて、大通りをなんとか
横切ろうとしましたが、・・・全くムリ!!
ただでさえ、チビッコの私は人波に押し流されて、なかなか
前に進めません。
でも、・・・わざわざ日曜日に時間を割いて下さった、お客様との
大切な打ち合わせには、絶対、遅れることはできません!!
全身の力を振り絞って、人波をかきわけて、一歩前に身を乗り
出すと・・・、たまたま一人の超イケメン男性と目が合いました。
金髪に、ドキドキするくらいのブルーな瞳。
鍛え上げられた肉体美に、真っ白な歯・・・。
・・・そして・・・とにかく・・・ピンク!!・・・ピンク!!ピンクッ!!!
一瞬、「世の中に、こんなにキレイな人もいるんだ・・・」と見とれて
いると、ぶしつけにも「王子様みたい・・・」と、口にしてしまっていた
ようで、
「かわい~!!」と、思いっきりハグされて、パレードに引き出さ
れてしまいました。
スーツ姿のアジア人の女の子と、ど金髪に全身ピンクレザーで、
ピンクのバイクにまたがる、ハリウッドスターにも負けない位の
イケメン男性の姿は、観客の格好のターゲットにされました。
泣きたいくらい、恥ずかしかったけれど、勇気を振り絞って、
「私、どうしても、ベイエリアの方に行かないといけないの!」
と言うと、
「OK!送ってってあげる!!・・・しかりつかまって!!
・・・僕、オイル塗ってるから、振り落とされないでね・・・」
「ぇえええっ!!!・・・う・・・うそでしょ!?!」
・・・ということで、この、ピンク王子のバイクで、送って頂くことに
なったのです。
彼がゲイだとか、白馬じゃなくって、どピンクのバイクだとか・・・、
そんなこと、もうどうでもよくって、・・・なんだかお姫さまになった
気分で、あっという間に目的地のビルに着いた時には、ボーゼン
としていました。
「頑張ってね、スゥィーティー(カワイコちゃん)!!」
「あ・・・ありがとう!!・・・王子様!!」
「プリンセスって言って!!」
そのキラキラした人は、私に、ビズー(フランス流のキス)をして、
ポッケに何かを詰め込むと、ピンクのバイクにまたがって、
さっそうと、もと来た道を戻ってゆきました。
・・・しばらくその場所に立ちつくして、今自分に起きた出来事を
夢のように思い起こしていて、ハッと我に返った私は、ポッケ
からあふれた、王子様からのいただきものに目をやりました。
・・・それは・・・、
王子様がパレードでみんなに配っていた・・・避妊具・・・でした。
ちなみに、この私のピンク王子は、地元でも有名な
「Pink Spiders」のメンバーで、パレードの賞の常連で、世界的に
有名な某ファッション雑誌の、とっても有名なモデルさんだった
そうです!
Song : Angelica Tucker 「Free」
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/111025/7922283
この記事へのトラックバック一覧です: ピンク王子!!:


コメント